2011/12/27
本年も残すところ僅かとなりました。
1年間当社サイトをご覧いただき
有難うございました。
皆様のご支援のお陰で、サイトも充実して
きたのではと、自画自賛をしております。
苦労しただけにWebのスタッフメンバーは、
今年1年大きく育ってくれました。
ただこの世界、日進月歩が速くそれだけに終わりが
見えません。挫折をするこなく、これからも頑張り
続けてくれることを願っています。
ところで昨日、みなと新聞社より最新の
“2012年版ウニグラビア”が折り込まれました。
うにを生業をしながら、この世界まだまだ知らない
事だらけです。
このグラビアは毎年発行されていますが、輸入統計
等の資料に基づいて作成されています。
世界のウニを知る上で、大変重宝をしております。
その中から、ウニ世界事情の一部を紹介させて
いただきます。
2009年統計で、世界のウニはむき身換算
(殻付の15%)で、おおよそ12,000tのようです。
その内、日本での生産量は1,500tと思われます。
最大の生産国はチリの5,700t、二番目はロシアの
1,600t、三番目が日本で、四番目が米国の1,140t
(太平洋側・西大洋側の合計)、後中国、カナダと
続きます。
日本には、活ウニ(殻付)・生鮮ウニ・冷凍ウニ・
塩蔵ウニ等の形態で輸入されますが、その量は、
おおよそ5,000t(むき身換算)と予想されています。
この計算ですと、世界のウニの55%近くは、日本で
消費されていることになります。
少し長くなりました。
今後も話題の一つとして、うにのお話も折り込んで
参りたいと思っています。