2012/06/29
生来、『記憶』なるものについては、自信がある方ではありません。
過去を振返って見ますと、記憶することが不得意なのに、記憶する努力を怠っていたと言えます。
特に年を重ねると、今さっきの記憶に自信がなくなることがあります。
勿論、曲がりなりにもお忘れないための工夫はしている積りです。
行動予定はGoogleカレンダーを使い、PCとスマホに同期させており、参考になる資料は即座にEvernoteに入れ込むようにして、行動予定は“母艦ノート”で管理、Post‐itもそれなりに利用をしています。
されど、人間の記憶力に適わない面があります。先ずアウトプットのスピードが違います。又、思考への幅や深さが全然違います。
使いこなせる記憶であるかどうかで、思考力の幅も違ってくることを、最近購入した本を読んで改めて知りました。
偶然新聞広告を見て、買い求めました
伊藤 真著「記憶する技術」(サンマーク出版)です。
永年、「記憶」の良い人を羨ましく思っていましたが、「記憶は、生まれつきでなく技術である」のに、それを習得しなかったことが悔まれてなりません。
しかし、今からでも救いはあります。
著者は「“記憶力”は年齢に関係なく鍛えることが出来る-。と断定する」と言っています。
今更、司法試験に挑戦をする気概まではありませんが、スーマートなエルダ―を目指すにためにも価値がありそうです。
<書かれていた記憶するための幾つかのポイント>
◇習った事は、1時間以内に復習をする⇒エビングハウスの「忘却の曲線」
◇記憶をするためには、寝る前の5分がゴールデンタイム
◇身の回りを整理すること。整理の苦手の人は、記憶力も弱い
◇究極はこれだと思ったことは、何事にも「関心」を強く持つこと