加工食品表示制度の改正

2012/08/23

現在、「表示」を含めたものが“商品の品質”と言われる時代になりました。

今更に、食品表示を一般消費者の皆さんに解り易くするための検討が消費者庁でされており、来春の通常国会に新法案が提出される運びとなっています。

いまの食品表示のルールは「食品衛生法」「JAS法」「健康増進法」で法律で成り立っています。

この三つの関係した部分をまとめて、一本化にするのがその新法案の目的です。

具体的には、栄養成分の表示が全ての加工食品に義務付けられます。
今は、任意表示表となっていますが、もし表示する場合は、健康増進法に従って表示することになります。

健康について、特に生活習慣病の関心は各国共通になっており、日本もその仲間入りをすることになる訳です。

その他、表示を見やすく大きくする、各法律で違う用語を整理することも含まれています。

新法施行後5年以内のスタートを目指しているようですが、当社も早めに早めに準備を重ねながら、前向きに取組んでいこうと考えています。

うに加工品が、日本伝統食品の代表選手として、素晴らしい食べ物であるかを成分表示等で、どう上手にアピールするかがこれからの課題になります。