「食品表示の一元化」に向けて
現在、消費者庁においては「食品表示一元化検討会」を開催、又、国民の皆様方や事業者の意見を
幅広く集約をしようとしています。
我々事業者としても、常日頃、食品の安全性や品質管理には、従前にも増して取組んで
いるところです。
この一元化の基本的な点ですが、食品表示の主なものに、「JAS法」、「食品衛生法」、
「健康増進法」の3法があります。
この3法を一元化しましょうというのが、その動きです。
その狙いは、消費者にとっても、事業者にとってもより解り易く、見易い表示にしましょうというものです。
その為には、用語や定義の統一化、国際規格との整合性、義務表示事項の絞り込み、
安全性に関わる表示事項の義務化、作成し易い表示(事業者の立場からも、この部分は
大変ありがたいことです)等、広い条件を満たすことを目指しております。
今年6月頃まで意見の集約、一元化の方向性が定まるには、まだまだ日数を要するようですが、
事業者の立場としては、情報を一日でも早く集め、出来るところから対応していかなければと考えて
おります。
まだまだ3法一元化の最終フレームがはっきりしませんが、3法が4法だけにはならないよう
願っています。