“地ブランド”への取組み
3月27日付けの山口新聞に、農林水産省が“地域ブランド”に登録制度を導入する旨の記事が掲載されていました。
まだ有識者からなる研究会を立ち上げたばかりのようですが、原発事故の影響も考慮に入れた、海外への輸出を意識したもののようです。
現在、県では海産物加工品を中心とする「山口県海物語」、ここ下関では、加工品全般を対象にした「下関ブランド」の地ブランドがあります。これに加えて特許庁が認定する「地域団体商標」が存在します
我々が所属しいる山口県うに協同組合では、平成19年2月県内1号・2号として、「下関うに」「北浦うに」の2つのブランドの地域団体商標の登録査定を受けました。
この商標には、使用規約、品質管理、識別シール管理、使用認定管理等をもとに、厳密に管理を実施しています。
ただ組合内では、品質基準のハードル高すぎるとの声もあり、現在見直しの話合いを続けております。
今回の農水省「地域ブランド」の取組みが、今までのいろんな地ブランドとどのような関わりを持ってくるのかまだよく解りませんが、いずれにしてもこれ等の施策が、消費者の皆さんに取ってより安全で安心、そして美味しい商品造りにつながることを、又、我々製造者にとっても、明るい先行きが切り開かれていくことを願っているところす。