挨拶の力
当社には、挨拶をしない社員は一人もいませんが、さりとて「もう少し、挨拶のしようがあるだろう」と思うことはあります。
先日、高校同窓会の二次会の席で、母校で教鞭をとっていたことのある同期生に「どう指導したものだろう?」と、アドバイスを求めたところ、彼曰く「挨拶をきちんとした社員には、金一封を出すことだ」と意外な返事が返ってきました。
即座に「それは、おかしいだろう」と反発したところ、「お前は甘い」と切り返されてしまった。
酒の席なので、彼とのやり取りはそこまででしたが、心の中では「学校は、お金が出なければ挨拶をしなくても良いと指導しているのだろうか?」と憤慨をしたくなる思いでした。
この会話には、お互い言葉不十分な面もあったのではと思いますが、何時の日か確認をしておこうと思っています。
何処においても、報酬を求めず、元気よく、笑顔で挨拶を交わし合う光景を夢見ていますが、実現が不可能なものでしょうか...。
もし不可能とするならば、それは家庭教育の責任か? 学校教育か? はたまた社会の責任か?
我が社では、責任回避だけはすまいと決意をしているところです。