知る喜びと知らない幸せ
三連休の盆明けとなり、いよいよ秋冬商戦の計画時期に入りました。
13日(月)の関門海峡花火大会では、1万3千発の花火が夜空を照らしました。
下関側の今年のテーマは「巌流島、四百年の宿命」と銘打っての競演でしたが、両岸併せて約120万人の見物客とのことで、この人数は下関人口の約4倍強の人が集まったことになります。
本年で28回目ですが、当初熱心に下関側と門司側での同時花火大会を熱心に提唱されていた方がおられましたが、その方はご存命でしょうか?
元気にされておられたら、今の賑わいの感想を是非聞いて見たいものだと、思ったりしています。
この三日間、寄る年波もあるのかも知れませんが、珍しくゴルフのお誘いもありませんでした。
仕方なく本屋に立ち寄り、商戦を前にしての景気動向を知っておこうと、何冊かの経済雑誌を買い求めました。
その内の1冊の巻頭に書かれた文が目につきました。
それは、誕生前の赤ちゃんの遺伝子を簡単に調べる方法が発見されたとの内容でした。
これまでの出生前診断は、母親の羊水から検体を採取していたが、この方法では母体に負担がかかり又手間もかかるので、胎児の細胞が含まれている母親の血液を採取し、その血液からDNAを解読するのだそうです。
この研究のポイントは、母親のDNAと胎児のDNAを操作することにあるようです。
これにより子供の将来の臨床的危険性を予期出来るようですが、父親が違ったりすることも含め、堕胎が増えるようなことはないのでしょうか?
何事もそうですが、簡単で便利なものことには、反面リスクが伴うものです。
知ることの喜びもありますが、知らないことが幸せなこともあるような気がします。